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Home 9 2024 9 August

病院が両親へ必要な指導をしてくれていれば…気管カニューレが閉塞し、低酸素性虚血性脳症となった女の子が3歳で死亡 名古屋高裁で遺族が逆転勝訴

呼吸を助けるための「気管カニューレ」を使用していた生後6か月の女の子が、病院を退院した翌日に気管カニューレが閉塞し、長時間呼吸ができず低酸素性虚血性脳症を発症、意識不明の状態となってしまいました。その後、女の子は意識が戻らないまま3歳で亡くなっています。 2023年10月にも、岩手医大病院で同様の事故がありましたが、気管切開後の永久気管孔の仕組みを理解していなかったとして病院はすぐ事実を認め謝罪しています。 【コラム】たん吸引不十分で医療ケア児死亡 岩手医大病院で医療事故...

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◇スタッフの傍聴記録◇医療裁判の証人尋問

  近畿地方の地方裁判所で、当事務所が担当している医療裁判の証人尋問(医師・遺族)が行われました。 5年前、頭痛を訴えて救急搬送された70代の女性が、慢性硬膜下血腫を2回も見落とされ亡くなりました。2回目は、救急搬送され頭痛がひどくて受診していましたが、「患者の訴える頭痛が二次性頭痛(何かの病気が原因で起こる頭痛)である可能性を考え、CT検査を実施すべきであったか」否かが争われていました。 この日、法廷で証言したのは、2回目に救急外来で患者を診察した医師と、亡くなった患者のご遺族(息子さん)でした。 法廷の様子...

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たん吸引不十分で医療ケア児死亡 岩手医大病院で医療事故

岩手医大病院(岩手県矢巾町)は30日、重い障害で体をほとんど動かせない10代男性が小児病棟に入院中の昨年10月、たんの吸引が不十分だったため窒息し、低酸素血症で死亡する医療事故が起きたと発表した。付き添いの母親が不在時に発生し、病院は吸引などの介助が日常的に必要な「医療的ケア児」に対する理解不足などが背景にあったと説明した。(産経ニュース)   この報道を見て、10代まで懸命に吸引処置を続けてきたご家族の無念を思います。...

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