Home 9 Q&A 9 訴訟手続の第1回口頭弁論期日とは?

Q.訴訟手続の第1回口頭弁論期日とは?

A.訴状が提出され、相手方に届くと、通常、1か月から1か月半後に第1回口頭弁論が開かれます。被告は、第1回口頭弁論までに「答弁書」を提出します。
 提出された訴状に対して、病院側から提出された答弁書を確認し(陳述する、といいます)、必要な証拠が提出されたら、その提出の確認も行います。その後、次回期日を決めて双方に必要な課題(書面を提出する、証拠を出す、等の具体的な課題、宿題のようなものです)を出します。
 まだ具体的な審理に入る前ですので、被告は第1回口頭弁論までに答弁書を提出して、第1回口頭弁論期日を欠席することもあります。

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医師・弁護士 富永 愛(大阪弁護士会所属)

この記事を書いた⼈(プロフィール)

富永愛法律事務所
医師・弁護士 富永 愛(大阪弁護士会所属)

弁護士事務所に勤務後、国立大学医学部を卒業。
外科医としての経験を活かし、医事紛争で弱い立場にある患者様やご遺族のために、医療専門の法律事務所を設立。
医療と法律の架け橋になれればと思っています。
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