Home 9 タグ: 医療ミス

医療ミス

全身麻酔“抜歯”17歳が死亡…食道挿管の報道を読んで感じたこと

全身麻酔“抜歯”17歳が死亡…酸素チューブ誤って食道に 遺族「まさか命落とすとは」2023.12.18(テレビ朝日:テレ朝news報道を読んで) テレビ朝日のテレ朝ニュース報道で、17歳の生徒が、親知らずを抜くための治療中に低酸素状態に陥り、1カ月後に死亡していたと報道されており、「まだこんなことが起こっているのか」とショックを受けました。 歯科治療の際の麻酔事故は、これまでも何度も起きており気管挿管した際に誤って食道に挿管してしまい、脳に酸素が行かないまま低酸素脳症や死亡に至るケースは後を絶ちません。 明らかな医療ミス...

続きを読む

❼医療ミス・医療過誤訴訟で勝訴するには?

❼医療ミス・医療過誤訴訟で勝訴するには? 患者側が起こす医療過誤訴訟は、勝訴率18.5%程度といわれ、一般的な訴訟と比較しても勝訴することがとても難しい訴訟類型です。 患者側が勝訴することが難しいのは、なぜでしょうか? まず、患者側が立証すべき「医師の過失」を示す証拠、すなわちカルテや画像(診療情報)を、医師、病院側が保管していて入手する事から始めなければいけない、ということがあります。...

続きを読む

❻医療ミス・医療過過誤訴訟に必須の証拠、「カルテ」はどうすれば⼿に⼊る?

❻医療ミス・医療過過誤訴訟に必須の証拠、「カルテ」はどうすれば⼿に⼊る? 裁判を起こして裁判所(裁判官)に請求を認めてもらうには、必ず「証拠」が必要です。 裁判では、ある請求を裁判所に認めてもらいたい人(原告)が、請求を受ける人(被告)に対して、その請求をする権利を持っていることを証拠によって立証する活動が必要です。 請求の内容は、一般的な事件でも、貸したお金を返してもらう権利、貸した不動産を明け渡してもらう権利など、事案によって様々です。...

続きを読む

❺医療ミス・医療過誤の被害者が考えておくべき、「解決」までの時間

❺医療ミス・医療過誤の被害者が考えておくべき、「解決」までの時間 医療ミス・医療過誤の被害にあってしまったとき、患者様やそのご家族が、加害者である医師や病院との関係で、「解決」に至るまでには、どのくらいの時間が必要となるでしょうか。 患者様やそのご家族が、医師や病院にどのようなことを求めておられるかによって異なりますが、当事務所の多数の経験事案から、一般的なお話をさせていただきます。 1 説明を求めたい 元気になって帰ってくると思っていた大切な家族が、入院先で意識が戻らず、退院の見通しが立たない状態になってしまった。...

続きを読む

❹医療ミス・医療過誤の弁護⼠選びのポイント

❹医療ミス・医療過誤の弁護⼠選びのポイント 医療ミス・医療過誤の被害を受けた、患者様や患者様のご家族が、直接病院とお話合いをされたものの、解決に至らず、他の弁護士事務所にも行ったが納得できる話を聞けなかったとして、当事務所にご相談に来られることが多くあります。 患者様や患者様が、病院から誠意ある対応を受けられず、カルテの開示さえ適切に行われないこともあります。...

続きを読む

❸医療ミス・医療過誤、薬の副作⽤の相談窓⼝

❸医療ミス・医療過誤、薬の副作⽤の相談窓⼝ 医療ミス・医療過誤に遭った被害者が相談する公的な窓口は、残念ながら現在のところありません。一部の病院や診療所によっては、「患者相談窓口」を設けていることもありますが、カルテなどの検討内容や院内調査は病院主導で行われてしまうことも多く、あくまで病院側の対応であり、被害者の疑問点に全て答えられているとはいえません。誠意のない対応をされて落ち込まれる方も少なくありません。...

続きを読む

❷医療ミス・医療過誤を起こした医療従事者の責任

❷医療ミス・医療過誤を起こした医療従事者の責任 ~医療従事者たちはミスをしても働いている?~ 医療ミスを犯した医師がなぜまだ医師として働いているのか?信じられない。という相談をよく受けます。医師、助産師、看護師など、医療従事者は医療ミス・医療過誤を起こしても、ただちに医師免許などを剥奪されることはありませんし、刑務所に行くことになったり、資格を失ったりする手続きは別の手続きです。...

続きを読む

❶医療ミス・医療過誤と医療事故

❶医療ミス・医療過誤と医療事故 医療過誤とは、一般的に、医師・看護師・助産師・薬剤師などの医療従事者が、治療を行うにあたって当然必要とされる注意を怠ったために患者に損害を与えること、といわれています。 医療事故とは、一般的に、医療に関わる場所で起こる事故をいい、病院の廊下での転倒、医師・看護師の負傷や感染なども含むものとされています。...

続きを読む
産科医療ラボ