Q&A:裁判について

なぜ、医療訴訟では、医師の意見書(私的鑑定意見書)が必要だといわれるのですか?

Q.なぜ、医療訴訟では、医師の意見書(私的鑑定意見書)が必要だといわれるのですか? A.医師の意見書(私的鑑定意見書)は、医療の現場で活躍する医師から見て、訴訟になっている医療行為が正しかったといえるかどうかを証明する、重要な書証です。教科書に載っているよ…

意見書と、鑑定はどのように異なるのですか?

Q.意見書と、鑑定はどのように異なるのですか? A.意見書は、原告側、被告側からの立場に沿って提出されるものです。これに対して、「鑑定」は、特定の専門分野で学識・経験の豊かな専門医師が、自らの経験に基づいて中立的な立場で判断することが前提になっています。鑑…

裁判に勝つためには、どのような証拠が必要ですか?

Q.裁判に勝つためには、どのような証拠が必要ですか? A.医療訴訟で勝訴するためには、原告側の主張する事実の証拠になるものを提出しなければなりません。裁判官は、裁判所に提出されているものを評価して判決を書くからです。裁判官が何かを調べてくれることは期待でき…

請求する損害賠償額はどのように決めるのですか?

Q.請求する損害賠償額はどのように決めるのですか? A.損害額は、患者さんに起こった結果(死亡、麻痺、傷が残った、痛みが残った等の具体的内容)を、交通事故で採用されている損害項目、算定基準に基づいて損害額として計算し、主張・立証していきます。例えば、給与明…

訴訟手続の第1回口頭弁論期日とは?

Q.訴訟手続の第1回口頭弁論期日とは? A.訴状が提出され、相手方に届くと、通常、1か月から1か月半後に第1回口頭弁論が開かれます。被告は、第1回口頭弁論までに「答弁書」を提出します。  提出された訴状に対して、病院側から提出された答弁書を確認し(陳述する…

争点整理手続とは?

Q.争点整理手続とは? A.原告・被告が、互いに準備書面という書類を提出し、相手方の主張に対して認否・反論と主張を相互に繰り返して、争点を絞ってゆきます。  医療訴訟では、主張を記載した「準備書面」以外に、「診療経過一覧表」という一覧表も作成しなければなり…

医療過誤訴訟での、裁判手続きの流れは?

Q.医療過誤訴訟での、裁判手続きの流れは? A. 訴訟提起 (訴状を裁判所に提出します) ↓ 第1回口頭弁論 期日 ↓ 争点整理手続 ↓ 第2回口頭弁論 ↓ 第3~4回口頭弁論 ↓ 集中証拠調べ(証人尋問) ↓ 第5回口頭弁論 ↓ 判決又は和解  大まかな…

訴訟提起の時には、どこまでの調査が必要ですか?

Q.訴訟提起の時には、どこまでの調査が必要ですか? A.訴訟提起の時には、裁判所に提出する「訴状」を作成します。そこには、(1)請求の趣旨と(2)請求の原因、を記載します。(1)請求の趣旨は、原告が求める判決の結論部分です(2)請求の原因では、具体的な文献…