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直腸がんの手術を行った直後に出血多量を生じその後に死亡したケース

医療過誤・医療ミス・問題解決事例

相談前

直腸がんの手術を行うにあたり、2週間程度で退院できるという話でしたが、術後大量出血を生じて数か月後に死亡してしまわれたため、ご遺族(奥様、お子様達)からご依頼を受けました。ご遺族は、手術の方法や手術後の医療機関の対応に問題があると考えておられましたが、医療訴訟は難しいとも聞いていることから、まずは、何が起こったのか、カルテの調査などをきちんと行ってほしいというご依頼でした。

相談後

ご遺族からのご依頼を受け、カルテ調査を詳細に行い、複数の消化器外科専門医のご意見もうかがって、手術手技に問題があったケースだと判断しました。訴訟前に、示談交渉も行いましたが、医療機関側が責任を認めなかったことから訴訟を提起し、地方裁判所・高等裁判所・最高裁判所まで争うこととなりましたが、勝訴判決によって解決しました。

富永 愛弁護士からのコメント

医療訴訟においては、手術室という密室で行われる経過をカルテから明らかにしてゆく作業が必須となります。示談交渉や訴訟を行うにあたり、詳細なカルテの検討が必須です。このケースでは、外科医であれば当然である事柄も、裁判所に丁寧に説明して理解してもらう必要がありました。手術中の操作を、具体的に裁判官にイメージしてもらえるかどうかが勝敗を分けたと感じています。医療訴訟において医師・弁護士が対応することの必要性を強く感じたケースとなりました。

解決事例

代表弁護士・医師 富永 愛

この記事を書いた⼈(プロフィール)

弁護⼠法⼈ 富永愛法律事務所 代表弁護⼠
医師(外科) 富永 愛

医学部卒業後、民間病院で現役外科医として勤務しつつ医療専門に特化した富永愛法律事務所開設。現役医師・弁護士として、開設以来、医療過誤・医療ミスを専門に扱う事務所として、医療に関わる全ての法律問題を迅速に解決することを目指しています。病院・診療所・クリニック・介護施設・薬局・老健施設等、医療に関わる問題は、お気軽にご相談ください。