医療過誤・医療ミス・問題解決事例 経緯...
手術
無症状の良性脳腫瘍の手術で重度後遺症が残った事案において約1000万円の示談が成立したケース
医療過誤・医療ミス・問題解決事例 医療ミスの事案概要 近畿地方の公立総合病院で良性の脳腫瘍(髄膜腫)が偶然見つかり、症状が出現前に摘出手術を行ったところ術直後から半身不随の後遺症が出現し回復しなかった事案です。 相談後の経緯...
術後に鼻出血が持続し気道確保が遅れて急性呼吸不全により死亡した事案において約4000万円の全額が認容されたケース
医療過誤・医療ミス・問題解決事例 医療ミスの事案概要 京都市内の総合病院に脳内出血の治療のため緊急入院した患者様が、開頭摘出手術を受けた後、鼻出血が持続し看護師が何度も医師を呼んでいたにも関わらず担当医師が診察せず、鼻出血が喉に溜まって窒息状態になりました。鎮静剤のプロポフォールという薬剤を点滴されていたため本人は窒息状態でも動くこともできませんでした。気管挿管によって気道の確保も行わなかった結果、血液が喉に溜まって気道を閉塞し急性呼吸不全により死亡してしまったという事案です。...
腰椎ヘルニアに対して脊椎手術を行った後に症状が悪化し歩行困難(下垂足)と感覚障害が生じたケースについて約3500万円の和解が成立した事例
医療過誤・医療ミス・問題解決事例 医療過誤の事案概要 近畿地方の総合病院で腰椎椎間板ヘルニアに対して手術が行われたところ手術後に症状が悪化して下垂足による歩行困難(杖歩行)と異常なしびれを伴う感覚障害が生じたトラブルです。手術所見では、多量の出血と硬膜損傷が明らかであり、L5神経根を手術中に障害したために下垂足(足首から下が垂れ下がって持ち上げられない状態)の運動麻痺と大腿(ふともも)外側から足先まで異常なしびれの感覚障害が生じ、L5回復しない状態になりました。 法律相談までの経緯...
良性疾患である気胸の胸腔鏡手術において術中死亡したケース
医療過誤・医療ミス・問題解決事例 相談前 胸腔鏡による気胸手術を受けたところ、術中に出血多量を生じて死亡された悲惨なケースです。当初、他の弁護士が交渉を行っておられましたが、病院側が手術の合併症だとして責任を認めず、訴訟提起した後も手術操作について問題はないとの主張であったため、担当弁護士から当事務所に共同訴訟の依頼がありました。 相談後...
直腸がんの手術を行った直後に出血多量を生じその後に死亡したケース
医療過誤・医療ミス・問題解決事例 相談前 直腸がんの手術を行うにあたり、2週間程度で退院できるという話でしたが、術後大量出血を生じて数か月後に死亡してしまわれたため、ご遺族(奥様、お子様達)からご依頼を受けました。ご遺族は、手術の方法や手術後の医療機関の対応に問題があると考えておられましたが、医療訴訟は難しいとも聞いていることから、まずは、何が起こったのか、カルテの調査などをきちんと行ってほしいというご依頼でした。 相談後...